スーツ をオーダーメイドで創るなら vol.245

スーツ

vol.245

  

スーツという
男の洋服の最高峰には
とても歴史があります

第2次世界大戦のころの
映画を観ると
男はスーツを着ています

どこかへ遊びに行くのも
スーツといった感じです

昔はスーツというものは
オーダーメイドしかなかった

その後既製のスーツが
出回ることになるのですが

オーダーメイド時代のスーツと
既製のスーツで
絶対に違う部分があります

サイズが合っている
合っていないは
置いといてですよ(笑)

  

それはジャケットの
袖ボタンの仕様です

オーダーメイド時代は
袖ボタンは
ボタンとしての機能を
果たしていました 

しかし既製になると
袖ボタンは飾りとしての
意味合いしかなくなりました

無くてもいいけど
無いとヘン

だから一応付いてます

  

そういうことでもあるので
スーツをオーダーメイドで
創るときには
ジャケットの袖ボタンは
開け閉めできる仕様で
オーダーしましょう

お店によっては
オプション価格になりますが
スーツ本来の姿ですから
やる価値はあります

この仕様のことを
本切羽(ほんせっぱ)
といいます

  

本切羽仕様の袖

  

野路洋服店では
標準装備となります
そういうスーツ工場で
創っているので

その本切羽でオーダーしたなら
ボタンの数は4つにしましょう

3つは既製のスーツっぽく
見えてしまうのと
何か物足りなさを
感じます(笑)

5つにすると袖先に
かなりのインパクトが出て
しまい
意識が袖先にばかり
いってしまいます

悪い意味で派手に見えるので
ビジネスシーンには不向きです

  

スーツ
ボタン4つ

  

そして次は
ボタンを重ねるか重ねないか

え?なにそれ??
気にしたことないわ~

ってなる人が大半です

これはどちらでも良いですが
私は重ねるスタイルを提案
しています

  

スーツ
ボタン4つ重ね

 

理由は
4つを重ねている方が
全体のスタイルがしっくり
くるように感じるからです

理屈ではなくて
そう感じるというだけです

おそらく
重なっていることで
袖先に動きが出て
軽快な感じになっている
のではないかと

スラックスの裾の「ダブル」
仕立てとマッチする気が
します

完全な私の感覚です^^

  

今では
既製でも手に入るスーツを
昔のようにオーダーメイドで
創るなら
オーダーメイドらしい
仕様にして

当時のジェントルマン気分で
1日1日を過ごすのも  
楽しいもんですよ^^

  

  

福井のオーダースーツ専門店
野路洋服店でした^^

  

野路洋服店は予約制です
ご予約はコチラ⇩
https://noji-suit.jp/reservation/

  

ご希望の日時を2~3
ご記入ください

  

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