生地のプロが良い提案をできるとは限らない vol.497

生地ばっかり見ていても
生地にとっても詳しくても

こなれた提案が
できるわけではないんすよ

 

vol.497 ==========

見栄えが変わったら
人生が変わったという
経験をもつ
ネイビー専門スーツ仕立屋
野路洋服店の野路純平です

今日も世のジェントルマンを
増やすために
ブログ書きますよ~~

【よい提案をしてもらうには】

あえて
シャツの襟を跳ねさせて
ジャケットに
引っ掛けるようにする

という着こなしかたが
あった時代もあります

知らないですよね(笑)

 

ホントにこれ
イケてんの???

って思いますもんね

 

そういう情報を
キャッチするのは
店員さんなんですよ

 

けっして
スーツを創るうえで
欠かせない
生地のプロである
生地屋さんではない

 

分類としては
同じ「アパレル」
に属しますけれどね

 

フツウは

川上へ行けば
一番川下の
販売店よりも

情報は早く
伝わるはず

 

だから
メーカーさんとか
生地屋さんの
営業マンは

さぞかし
たくさんの情報があって

こじゃれてる
のだろうなぁ~~

って思うじゃないですか

 

ところが
仕入れをするようになって

初めて東京のメーカーの
営業マンに会ったときは

それはそれは
衝撃でした

 

どの営業マンも
あまりにも
服装に無頓着

ドロクサすぎて
ススメてくる
商品の説明が

全部ウソくさい

売ろうとしか
してないように
感じるわけですよ

 

そんなもんかって
ガッカリしましたね(笑)

 

たぶん生地屋さんとか
縫製工場さんは

こんな感じで
シャツの襟先が
跳ねている
写真を見付けたら

 

 

あ~~あ
残念な写真だなぁ~

くらいに思うでしょう

 

でも私とかは
こういう時代も
あったよねぇ~~

って懐かしむ感じ

 

スーツの世界でいうと
生地ばかり見ている
生地屋さんとか
スーツ屋さんは

生地には詳しいけれど

スーツスタイルには
うとかったり

エレガントに着れな
かったりする

 

木材ばかりを見ている
材木屋さんが

すてきな家を
建てられるか

っていうと
またこれは違う

 

 

やっぱりね
こういう着こなしを
してきた経験があったり

そんな人たち
ばかりいる環境で

過ごしてきた
ことがある人の
提案を聞いた方が
絶対に良い

 

つまり
好きで情熱をもって
やっている人が
いちばんいい

そんでジェントルマンな
人ならなおよし

 

野路洋服店は
そういう店で
あり続けますからねぇ~~^^ 
 
  

 

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「GENTLEMAN CLUB」を
設立しました^^

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