スーツの季節を分けるのは表生地だけではない vol.197

vol.197

  

冬に夏物の洋服を着ている
というのは他の人からは
どう見えるでしょうか

なんか貧相に見えませんか

スーツでそのようなことを
知らずにやっていることが
ありますので気を付けましょ

  

【スーツにも季節がある】

  

スーツには春夏仕様と
秋冬仕様があることを
ご存知でしたでしょうか

我々プロからしたら
いちいち言わなくても
知ってるよねっていう
ことですが

案外知られていない
ようです

  

【背抜きは夏向け】

  

スーツの生地には
大きく分けると

オールシーズン

とあります

これはお客様も気にする
ところなので
大きな間違いはないです

今回お伝えしておきたいのは
内側の仕様です

ジャケットの内側(裏側)に
ツルツルの生地が付いています

滑りを良くするための
裏地ですが

これが全部付いているか
背中の上の方しか
付いていないかで

春夏仕様か秋冬仕様かが
分かります

春夏仕様は
背中の上の方しか裏地が
ついていないタイプです

  

「背抜き」という仕様

  

裏地が無い部分は表生地だけ
になるので
空気の抜けが良くなります

熱がこもらないような
イメージです

この裏地は通気性もないし
吸湿性もあまりないので
ない方が夏にはよいですね

ただこの背抜きを冬に着ると
寒く感じます

冷たい外気が抜けて入って来る
ので当然といえば当然です

見た目も透けたりするので
寒々しく見えたりします

   

だいぶ前に某市長が
(福井市長ではないです)
1月の新年会にこの背抜きを
着てました

つまり夏物のスーツを着て
新年会に参加してました

なんだかその姿を見て
ガッカリでしたね

市の長ですからねぇ~~
バリバリ見られてますから

アンタんとこの市長は
冬に夏物着るんかい???

な~んて言われたくない

これは社長も同様で
肩書に「長」が付けば
みんな一緒
みんな見られてます
部下たちに

 

【背抜きに対して総裏】

  

この「背抜き」が夏向けとして
夏以外の季節に向くのが
「総裏(そううら)」という
仕様です

  

 

裏地が全面についてます

裏側全体に生地が付くので
しっかり感がでます

ペラペラの部分がない
ってことですね

夏は着ないし
と言う場合はこの総裏に
しておけば問題ナシです

北海道の同業の友人が言うには
北海道には背抜きは不要
だそうです

   

先日いらした若いお客様は
背抜きを着て来られましたが
購入したスーツ〇〇〇〇で
オールシーズンです
と言われたそうです

私ならオールシーズン生地には
総裏仕様にしますけどね~

世の中いろいろありますわ^^

    

福井のオーダースーツ専門店
野路洋服店でした^^

  

野路洋服店は予約制です
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