動きやすいジャケットの条件

vol.19

  

水泳競技の水着で

レーザーレーサーってのが

ありましたよね

  

ピッチぴちのやつです

  

  

ビジネススーツはネイビー1択

男は黙ってネイビー

日本で唯一ネイビーしか売らないスーツ屋

福井のオーダースーツ専門店 

野路洋服店の野路純平です

  

たしかレーザーレーサーは

一人で着れないし

一度着ると脱げないので

切るって聞きました

  

そのくらい

ピッチピチ

  

ピチピチの衣類って動きにくそう

でも選手が採用する理由は

動きやすくなるから

  

【一番動きやすいのは】

  

  

人間が一番動きやすい衣類(?)は

  

皮膚です

  

皮膚は

伸縮性があって

身体にぴったりフィット

  

その皮膚に近づけば

動きやすいってことです

  

最近のスポーツウェアって

ピチピチでビヨンビヨンでしょ(笑)

  

野球のアンダーウエアも気づけば

プロもアマチュアもそうなってます

  

着ないよりも

着たほうが動きやすかったりします

  

これは機能性衣類の話ですけれど

昔ながらの歴史ある衣類

スーツにも

この考えは反映されてます

 

  

それはスーツのジャケットです

ジャケットのアームホールは狭いほうが着やすい

アームホールというのは

袖と身頃(本体)が縫い合わされている部分です

腕を通す穴と言いますか。。。

  

[ スーツ のアームホールが狭いと】

  

このアームホールが狭いと

着たり脱いだりすることが

しにくくなります

  

でも

着ている時は動きやすくなります

えぇ~~~~でしょ(笑)

  

脇の下に食い込むような感じがするジャケットは

動きやすいです

慣れてしまうと

いちいち脇の下に食い込む感じを

感じないですけれどね

  

着比べて頂けると一番分かりやすいのですが

なかなか同一のお店で

アームホールが広いものと狭いものはないです

   

試着をしてみて

脱いだり着たりするのは

少し窮屈だけど

着てしまえばラク

  

というジャケットにであったら

それはとても動きやすいジャケットですので

着る時にあっ!キツイと言って

瞬時にダメの烙印を押さずに

着て動いてみてください

  

もちろん着る時に「ミシッ!」とか

「ミリミリッ!」とか聞こえそうなものは

サイズが合ってないと思います(笑)

  

そして考えてみてください

1日のうちでジャケットを

脱いだり着たりする時間(回数)と

着て動いている時間の長さは

どちらが長くて

どちらに重きを置くかを

  

ボクなら着ている時に

動きやすいほうを選びますねぇ~~

     

なぜなら

着ている時間より

脱着している時間のほうが

圧倒的に短いから

  

言い換えると

着るとき脱ぐときに

着にくかったり脱ぎにくかったり

する30秒より

  

着て動いている時間のほうが

長いから

その長い時間の快適さのほうを

選びます

  

ですが

脱着時に腕が通りにくい

となると

これは着にくいサイズだ

とか小さい

と判断されます

  

いったい一日に

何回ジャケットを脱いだり

着たりしますか???

  

絶対にその時間よりも

着て動いている時間のほうが

長いでしょ

  

だったら選ぶのは明確です

ジャケットのアームホールは

わきの下に

少し食い込むくらいの

感覚のものが良い

  

そのほうが

断然動きやすい

  

このアームホールが

だる~~んと大きいほうが

脱着はしやすいので

楽なジャケットと

思っているご年配の人は多いです

  

逆です

  

若者のように

ジャケットもパンツも

ピッチピチで着ることを

おススメしているのでは

ないです

  

ジャケットのアームホール(わきの下)

の話です

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