古いのが好きなのではなく、使い続けたいのだ

野路洋服店 店主:野路純平です。こんにちは~~。

男の人には革製品にたいする想いがある方って多いですよね。

[使い続ける価値があるかどうか]

ボク個人のインスタグラム(jumpeinoji)にボクが15年くらい使っている名刺入れをアップしました。

インスタにはボクの好きなものが集まってます

この写真を最近購入したミラーレスカメラで撮ってたわけですが、新品よりなんかいいよなぁ。。。って思ったりして、でも考えてみると最初からここまで擦り切れてるのはイヤだよなぁ。。。なんて。

つまり、新しいのを吟味して手に入れて、それをず~~~っと使い込んでいくというのに良さを感じてるってことなんでしょうね。

どーりでボクはファストファッションに全く興味がわかないわけですね(笑) 今日分かりました。

それが洋服となると、そうもいかないわけで。

黄ばみや生地の擦れが味なのかというと、そうはなりにくく、外から見ると単なる汚れと思われたり破れたのを着てると思われたりしますよね。

いま野路洋服店で「ボクのアーカイブ」として20年近く着続けているセントジェームスのナバルというモデルを掛けてます。

セントジェームスはナバルとウェッソンだけでいい

20年間で着ない年というのはありません。必ず着たくなる時があるので。

よく見ると黄ばみもあるし、なんとなく色もあせている感がありました。なので、もう今年で最後にします。買い替えます。

買い替えることができるブランドであって、モデルでもあるからできることですけれどね。

仕方がないこともあって、今のこのモデルは袖が長袖になっていて首の開きぐらいも小さいです。時代に合わせて色々と変化してきているんでしょね。ベースとなる空気感は変えずに。

結局、着続けたいとか使い続けたいとかは、まずその物にその価値があるのかどうかってところでしょうか。

価値がないものに対してはそんな気持ちにもならないでしょうしね。

経年劣化や変化は洋服の魅力でもあるとボクは思ってます。

それでは~~

 

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