かれこれ思えば
私の洋服業も27年になるわけですが
その間、色々考え方が変化して
今ここにたどり着いたってわけです。
書いたり書かなかったりの 毎日ブログ vol.1201 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【シャツに対しての考え方の変貌】
約27年前から私のスーツ人生が
始まったわけですが
思えばいろんなスーツを着てきましたし
いろんなコーデネートをしてきました。
最初は東京のユナイテッドアローズ（UA）で
いち社員としてなので
最先端の情報を得ながら
シーズンごとに変わるトレンドを
採り入れてスーツスタイルに
没頭してきたわけです。
世界の一流品が集まっていた店舗にいたので
欲しいモノだらけですよ。
それらを買いまくり
失敗しまくって来て今があります。
そんな没頭してきたスーツスタイルの
中にはシャツへの考え方も色々と
変貌をきたしてきたのです。
UA時代はそのシーズンのトレンドと
会社のディレクションに合わせて
シャツも選んでました。
なので、自分の考えという感じでは
なかったように思います。
ほんとに色々と着てきました。
世界の一流ブランドも色々着てきました。
そんな経験を積んで
自分一人で店を始めて
自分で色々考えたり
自分の気分だけでシャツを選べるように
なったのです。
最初は
白無地とブルー無地とブルー系の
ロンドンストライプの3種に絞って
オーダーしてました。
そこから
毎日白無地しか着ない時期も
ありました。
その時は悟ったかのように
「とうとう行きついたな」
って思ったものです。
しかしそこからまだ変化が
ありました。
次に起こった考えは
「チェックもストライプも
いろんな色も着た方が
楽しいじゃん」
という考え方。
この考え方でいる時に
これが究極じゃないか
と思える考え方が湧いてきたんです。
それは
「白無地のシャツは最も格式の高いシャツ
だから特別な時に着るシャツとして
普段は着るべきではないシャツだ」
という考え。
ビジネスの世界では
毎日が本番で特別だという
考え方がありますけれど
そんな中でも
よりより特別な日って
ありますよね。
その時に白無地のシャツを着ることに
すれば
白無地のシャツを着たときに
スイッチが入るはずです。
今日は特別な日だ、と。
これが普段から白無地のシャツを着ていると
そういう気持ちの変化は起きません。
だから普段着るシャツは
色物や柄モノをおススメするように
なりました。
いやぁ～
これ正解だと思うなぁ～～♪
『白シャツは特別な日専用』
ってことです＾＾
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