暦は11月になりましたね。
気温も夏が終わり秋の気温に
なりました。
冬すら感じられる気温です。
さぁ
冬モノを着ますか。。。
いや、まだ早い！
書いたり書かなかったりの 毎日ブログ vol.1199 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【１１月は秋モノを着る】
10月末から11月中旬ってのは
気温が微妙で何を着るとよいのか
難しかったりします。
朝と晩
日が出ている時と沈んでいる時では
かなり体感温度が違っている時期です。
気温ベースで考えれば
難しい時期ですけれど
「季節」
で考えれば
11月は「秋」です。
まだ「冬」ではない。
私の考えでは
洋服においての季節感は
大事にしたいところ。
じつはオシャレ感ってのは
この季節感にあるのではないかと
気付き始めてます。
ようやくですよ。
洋服業界に入って27年で
やっとこさ、そこに気付いたかな。
オシャレ感ってのは
トレンド（流行）ではなくて
季節感なんですよ。
その結論を導き出した過程は
トレンドを入れないスタイルでいる
私がしょっちゅう
「オシャレですね」
って言われるんですよ。
私はトレンドは何かは知ろうとしますが
いつも積極的にバンバン採り入れるかというと
そうでもないです。
このスタイルは
ユナイテッドアローズの販売員時代も
そうでした。
さすがに今よりは意識して
採り入れてましたよ。
毎シーズン説明会を聞いて
「今シーズンのユナイテッドアローズの
方向性」に沿った一式は着てました。
そういう経験もしっかりあるから
今の考えと感覚があることは
間違いないことです。
そこを経て
しっかり自信を持って言えるのは
「季節感」が「オシャレ感」を創る
ということ。
スーツの世界ってのは
季節感に対して無頓着な人が
多いのは事実です。
ビジネススーツともなると
１年中ほとんど変わらない
生地の厚さ具合や
生地の感じだったりします。
とくにイタリア生地ばかりを
採り入れる人は
ほとんど季節感は出てない。
それもそのはずで
冬がそんなに寒くない地域
ですからね。
その反面
イギリスの冬は寒いです。
とくに北の方に行くと極寒です。
だから
ツイードやフランネルといった
分厚い生地が生まれてきます。
それらのように毛羽立っていない
生地でも分厚いです。
これが季節感です。
そこを採り入れる私は
「オシャレですね」
って言われるのです。
周りと変わらない
紺無地のスーツにブルーの
ストライプのシャツ
そして紺やブラウンベースの
ネクタイというとても
ベーシックな装いでいても
「オシャレですね」って
一般の人に言われます。
一般の人と書いたのは
夜の世界の女性から言われているのでは
ないですよってことです。
彼女たちは基本的に
ほめますからね（笑）
「季節感」はビジネスの世界でも
採り入れるべきものだと考えています。
だって、
冬に夏の通気性の良いスーツを着ている人を
これまでにたくさん見てきましたけれど
見すぼらしいだけですもん。
夏に冬の分厚いスーツを
着ている人は見ることはありませんが、
冬に夏物は見ます。というか、います（笑）
この11月はまだ「冬」ではないので
冬モノはあと１ヵ月は温存しましょう。
11月は「秋モノ」がベスト。
もう少し大きく分類するなら
オールシーズンと言われているものが
春と秋にしっくりくるものなので
オールシーズンものを着ましょう。
そして12月になったら
思いっきり「冬モノ」を
楽しみましょう！！
あのスコットランドの
寒風に耐えうるくらいの生地を
まとうのが季節感ですよ。
ほんとにそれだけで
オシャレ感は爆上がりします＾＾
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