シャツ の袖の長さはどれくらいがいいのか。
そりゃもちろんピッタリでしょう!!
では、ピッタリとはどんなもん??
こんにちは~。オーダースーツ専門 野路洋服店の元ユナイテッドアローズ メンズドレス担当の野路純平です。
これまで1万人以上のスーツの接客をしてきて分かったことがある。それは、 「男は黙ってネイビー」ということ。
日本で唯一ネイビーを掘り下げるスーツ屋。 アナタの外見を味方にする装いを提案します。
[ シャツ の袖丈のおススメ]
シャツの袖丈の目安は、カフスのボタンを外した状態で親指の付け根くらいまで来るのがおススメです。
そんなの長すぎるじゃん!って思われるでしょうけれど、ボタンを留めれば手首でピッタリになります(最初の写真)。
手首でピッタリ止まるようにカフスは細めがいいですね。
カフスがガボッと太いと楽そうに思われがちですが、逆です。ピッタリ手首にくっついているくらいの方が動きやすいです。
手首から親指の付け根までの分量が腕のユトリになるので、カフスが動くことなく肘を曲げられるんですねぇ~~
[ シャツ とジャケットのバランスも大事]
そのシャツの袖丈に付随して、シャツの上に着るジャケットの袖丈も大事になってきます。
おススメするのは、ジャケットの袖先からシャツが1~1.5cmくらい出るバランスです。
これもちゃんとした理由があります。
シャツは綿素材がほとんどで、水洗いができます。家で洗えるってことですね。
それに対してジャケットはほとんどがウール素材。
裏地もあれば芯もあります。家で洗うのは不可能ではないですが、かたちを整えて仕上げるのはとても難しいです。シャツに比べると断然扱いにくいです。
なので、よく擦れて汚れる首後ろ、手首にはシャツが当たるようにしておけば汚れるのは洗濯しやすいシャツということになるわけです。
考えられてますよねぇ~~
やっぱり紳士たるもの清潔じゃないとね。
それに加えて、シャツが出ていた方が見た目も野暮ったさがなくて良いですよね。
そして、シャツの袖の長さと同時にジャケットの袖の長さにも気を配る必要があります。
ジャケットの袖丈の目安は手首です。
手を外側に90度曲げた時に手の甲にピッタリ着くくらいです。
そうすると、おのずとジャケットの袖先からシャツの袖が少し出るようになります。
ほんの少しのことですが、かなり雰囲気も変わるところですので気を配るべきところになります。
パンツの丈も大事ですが、袖丈も同じくらい大事ですよ~~~
せっかくスーツを着てるなら、好印象の方が良いに決まってますもんね♪
その服、見られてますよ。
読んでいただきありがとうございます
野路洋服店 ネイビー野路