その服、見られてますよ。
スーツ の腰ポケットというのは、ジャケットの表側の左右についているポケットのことです。いちばん気軽に手を、モノを入れられるポケットですね。
でもね、このポケットは数あるポケットの中でもいちばんモノを入れて欲しくないポケットなんです~。
こんにちは~。オーダースーツ専門 野路洋服店の元ユナイテッドアローズ メンズドレス担当の野路純平です。
これまで1万人以上のスーツの接客をしてきて分かったことがある。それは、 「男は黙ってネイビー」ということ。
日本で唯一ネイビーを掘り下げるスーツ屋。 アナタの外見を味方にする装いを提案します。
[ スーツ の腰ポケットについて]
ポケットって何のためにあるのかっていうと、ほとんどはモノを入れるためです。モノを入れるためにできたと言ったほうがいいかも。
そんなポケットでもできるだけモノを入れない方が良いポケットがあります。それがジャケットの腰ポケットとパンツの脇ポケットです。
なぜかというと、それらのポケットはいちばん目立つ場所についていて、かつ、モノを入れるとカタチがでちゃうから。
シルエットが崩れるとか言いますけれど、みっともないというか見苦しいというのが正直な感覚ですね。
それらのポケットにモノを入れちゃいけないのかといと、そういうわけではなくて、シルエットに影響が出ないくらいならOKということです。紙とかね。
それらのポケットに財布、スマホ、車のカギといったものを入れがちですよね。でも思いっきりカタチが表に出るのでやめた方が良いです。
できる限りカバンに入れましょう。
ちょっとコンビニやドラッグストアー、野路洋服店とかの場合は手で持つ。
手にカゴを持ったり、ちょっと手を空けたいときにはジャケットの内ポケットを使いましょう。入れたもののカタチが表にでにくいですから。
それに、内ポケットに入れた方がモノの重さを感じにくいですよ。あと、ボクはパンツのお尻のポケットに車のカギを引っ掛けたり、スマホくらいなら入れる時があります。財布は絶対に入れません。1つはハンカチで使っているので、のこりの1つですね。
パンツのお尻のポケットにはボタンが付いていたり付いてなかったりしますけれど、有り無しはオーダーできます。ポケット自体の有り無しもオーダーできますよ。
いままで腰ポケットをフル活用していたら、急に使わないというのは難しかったりします。もう無意識にモノを入れると思うんですよね。
で、ホンキなら(笑)習慣づけるためにポケットのしつけ糸を取らずにおくというのも手ですよ。ボクは取りませんし、オーダー上がりのスーツをお渡しする時には聞きます。外さずにおきますか???って。
これはこだわりというか、せっかくのスーツをキレイに着るために気を付けていること。といった感じでしょうかね。
いつも読んでいただきありがとうございます。
ほとんどの人が「(ジャケットの腰ポケットは極力)使わないようにするけれど、(しつけ糸は)取っといて」となってましたが最近はそのままでといううれしい注文がほとんどです^^
その服、見られてますよ。
野路洋服店 ネイビー野路
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