野路洋服店 店主:野路純平です。こんにちは~~。
がんばってキレイに除雪したことでツルツルに凍って余計に危なくなることもある。
[見られている意識を持つ]
いつも外に出たら見られているという意識を持つこと。
これはボクが東京で勤めていたユナイテッドアローズ(UA)に入って最初の頃に先輩に教えてもらったことです。
たしかこんなニュアンスの説明でした。
お前は知らなくても向こうはユナイテッドアローズの店員だって分かるから、休みの日でも通勤途中でもスーパーで買い物してるときでも、飲んでるときでも変な格好や変な行動をするなよ。お前ごときの変な行動で、これまで築いてきてくれた先輩たちの努力を台無しにするなよ。
これを言われたときに、むっちゃ納得したのを覚えてます。
この時にボクがした解釈は、変な格好=UA以外の洋服を着る、変な行動=チャラチャラした軽い行動。でした。
今は、この解釈の変な格好というのはプロ意識の部分でもUA以外の洋服を着るというのはNGですけれど、他社製品を買って着てみるというプロ意識もあるので、ガチガチに全身UAというのではなく、UAの店員として相応しい雰囲気でなければならないということだと思ってます。
変な行動というのは、社会の道徳的な部分を指していて、歩きタバコ、ゴミのポイ捨て、つばを吐く、信号無視、列への横入り等のことであると思っています。
実際ボクが横浜店の時に、後輩が休憩時間に喫煙場所以外のところでタバコを吸っていて、それをお客様に見られ、「とても良い接客をしてくれた後だっただけに、とても残念です。」とクレームを頂いたことがありました。
当時はまだ歩きタバコや喫煙所以外での喫煙にたいしてペナルティがない時代でした。でも、ショッピングセンターや駅ビルなどでは喫煙所という分煙が始まっていました。食堂ではこっちからこっちが禁煙席、みたいなユルイ分煙時代でした。
この経験をし、さらにお客様から「野路さん、こないだ○○にいましたよね。合コンですか?」とか、「野路さん、○○日に渋谷のホームにいましたよね。酔っ払ってましたよね(笑)」とかの目撃情報を直接もらうことがあったりして、うわぁ~見られてんなぁ~~って。
そんなこともあり、先輩たちの努力をボクが台無しにするわけにはいかないので、そこそこ愚直に見られている意識を持ったライフスタイルに変わっていきました。
そのおかげで、ちょっとコンビニ、ちょっと酒屋、ちょっとゴミ捨てでも服装、外見は無意識レベルで気を遣うようになりました。
すると、もうそれが当たりまえなので、気合を入れなくても(笑)そこそこ周囲と比べると小洒落た格好をしていることになり、また、そんな空気をまとうようになってきました。そして、手持ちのアイテムどれを着ても、履いても、変な格好にはならないワードローブになっているんです。
なので、ジャージの上下に黄色のク〇ッ〇スと思っても(思わないけど)そもそも持っていないので変に成り用がないわけです。
ということはつまり、お洋服や靴、カバンに掛けるお金の掛け方がとても効率的になったということです。ビジネス用語でいうところの、費用対効果が良くなったってことです。そんな言葉はここではどーでもいいけど(笑)
SNSをビジネスで活用している方や会社代表の方は周りから認識されやすいので、見られている意識を持ったほうがいいですよ~~。
巨人軍だけじゃなく紳士たれ。