vol.104
【いいスーツの効果的な着方】
いま私は
シャツをオーダーメイドで
つくることを推進してます
少なくとも
7万円はするスーツを
着ている人には
1万円はするシャツを推奨
します
既製で7万円のスーツなら
同じグレードで
オーダーメイドにすると
10万円以上になります
そのようなスーツなら
シャツはオーダーメイドで
15,000円以上を推奨してます
その一番の理由は
グレードを合わせる
というところです
グレードを合わせることで
本来の価値が発揮できるというか
効果が期待できます
10万円のスーツを着ていて
「いいスーツですね」
という声を掛けられるのではなく
「今日もダンディーですね」
「今日もステキですね」
のほうがいいですよね
「今日もステキですね」
になるにはスーツだけが
頑張っていてもダメなんです
4番バッターだけがスゴクても
ダメなんです
そのチームを構成するものが
同じグレードであってはじめて
その4番バッターが実力を
発揮してくれます
【シャツに必要のないもの】
そしてそのシャツを
オーダーするときに
して欲しいことがあります
それは胸ポケットを付けない
というオーダーにして欲しい
です
スーツの下に着るシャツは
本来は下着です
ジャケットが上着です
その英国で生まれたシャツには
胸ポケットは付いていません
下着ですから
英国で生まれたスーツは
ベスト付きの3ピースに
胸ポケットのないシャツを
着るスタイルです
それがアメリカに渡ると
窮屈なベストを排除したことで
ベストにあったポケットが
使えなくなり
その代わりにシャツの
胸部分にポケットを付けた
という経緯があります
私がこの経緯を知っても
心がワクワクしませんでした
【機能性は追求しない】
理由は
機能性の部分だからです
そこにエレガントさもなければ
ドラマもない
そういうこともあり
私はシャツに胸ポケットは
おススメしてません
オーダーを頂くときには
「胸ポケットは
無しでいいですよね」
と聞きます
ほとんどのお客様は
「胸ポケット無し」
でオーダーして頂けてます
見た目にも
スーツに着るシャツの胸ポケットは
ない方が良いですしね
量販店にあるシャツのほとんどは
胸ポケットが付いてます
量販店は機能性が大好きです
胸ポケットのないシャツが
よければ
オーダーで創るか
ユナイテッド・アローズのような
有名セレクトショップへ行かれて
みて下さい
ダンディーになりたいなら
まずは胸ポケットのない
シャツを着ましょう^^
福井のオーダースーツ専門店
野路洋服店でした