野路洋服店 店主:野路純平です。こんにちは~~。
治そうとする意欲や意識があるかどうかだよ。
[怪我や病気を治すのも、オシャレになるのも]
怪我とか病気とかの治療を受けていると、本人が治そうという気力や意欲が大事っていいます。人間が本来持っている治癒力を発揮しようよってことだと思ってます。ボクも全くもって同感です。
そして、そういう意欲というのはオシャレになりたいというのと同じだと思います。その意欲が強いかどうか。本気かどうか。
ただオシャレで評判の良いお店でお買い物をしていればオシャレと思われるようになるのか。
高いものを買って着ていればオシャレと言われるようになるのか。
お金だけ渡して店員さんの言われるがままに着ていればオシャレと言われるようになるのか。
お店にディスプレーしてあるコーディネートをそのまま買って着ていればオシャレと思われるのか。
どれもそうなりません。厳密に言うと、それだけではなりません。
ある一線まではいきますよ、ある一線までは。でもそれは上辺のもので自分が身に着けたものではないです。
やっぱりねぇ、自分自身にどれだけ意欲や情熱があるかが最後の一押しになるでしょうね。ボクはそう思います。
積極的にオシャレをする。メンドクサイと感じる時がきますけれど、それを乗り越えてオシャレしたいと思えてるかどうか。
そう。積極的かどうか。
スポーツだと分かりやすくて、そのスポーツの技術力がついてきます。できなかったプレーができるようになったりして分かりやすい。
でもオシャレかそうでないかは、とっても分かりにくい。だれでも洋服を着ることはできるし、選ぶこともできる。進歩や結果が分かりにくいから意欲を持続しにくいのかもしれませんね。
洋服屋の店員は1日中たくさんの洋服の中に身を置いているので、1日中洋服や見た目のことを考えていることができます。これも意欲があればですけれど。だからお洋服屋さんっぽいっていう言葉があったりするんじゃないかなって。
[要するにお洋服は大事ってこと]
そこで考えてみました。
じゃあ、1日中靴に囲まれている靴屋さんの店員さんは靴屋さんっぽいのか??? いや、そんな感じしたことないです。
1日中コピー機に囲まれて修理している人はコピー機屋さんっぽいのか??? いや、聞いたことないです。
パン屋さんは??? いや。感じないですね。
つまり、洋服はそれだけ雰囲気を出すってことじゃないですかね。
洋服って大事じゃん!!! って、全然考えてもないところに着地しました(笑)
要はなんでも一緒で、意欲や気力が大事でそこが差がつくところなんだと思ったわけです。
それでは~~